適温のブログ

必要になった時のみ運用

そして年は巡る

1902春がやってきました。ここからは、最序盤とは異なる、ほぼアドリブで外交が要求される世界です。一歩間違えれば優勢から劣勢に真っ逆さまになるのはディプロマシーの常に近いです。これは当然で、7カ国全てが勝ちを目指しているのですから。

 

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しかし、秋増設で書いた通りで、これ以上言うべきことがあまりありません。

そのため、各国どうするかと言うよりも、状況解説に留めたいと思います。最も選択肢の多かった露がワルシャワを空け、またサンクトペテルブルク陸軍増設とすることで独墺に配慮を示しました。所謂「三帝同盟」(成立要件:独露墺の3国間不可侵)の形です。チロルは伊による春侵入でしたが、独のミュンヘンギャンビット(伊にミュンヘンを貸与して対仏協力を得る)が明らかになり中央三国同盟は継続できるように見えます。ただ、1901秋の墺の動きから言って、墺に無断と見えるため、墺側の印象は悪くなっている恐れはあります。西では英仏の協力体制と見えますが、先の三帝同盟から言って、対独包囲と言うよりスチームローラー(英仏長期同盟)対独伊露という構図で膠着状態になりそうです。東も土の黒海奪還が見えており、伊に対土の余剰海軍が無いため膠着状態に見えます。

 

ここから盤面を自国に利のある方へ崩したプレイヤーの勝ちとなる…のは当たり前と言えば当たり前ですが、その為には遠方国の誘導も同様に重要となります。最序盤と大きく異なる盤面をどう動かすか、柔軟な戦略が必要とされそうです。